光ってるわい街が

散歩日記とそうでない日記

おまえのまちを教えろよ

こんにちは。
暑い。自分は散歩が好きだが暑すぎて外にでる気が起きないので、最近だと夕方涼しくなってからよくぶらついたりする。同じような人もきっといるだろう。

さて、そんな自分が書くこの記事では「普段歩く道を誰かに紹介してもらうことで、いつもと違う歩き方をしてみよう」をお届け。
要はいつもとちょっと違う歩き方で散歩しようぜ、みたいな。
自分は悲しきかな毎回一人散歩なので、誰か他の人と一緒に歩くと違う楽しみ方ができるんじゃないかなあと思ったのだ。

紹介、と言うのは「この道であった思い出や出来事を教えてほしい」の意。
まちを歩く一人として、各々どのようなことが今まであったのかを知りたいわよ、だから内容はどれだけ個人的でしょうもなくて全然良い、むしろそれを教えろ。

超当たり前だが、みんなそれぞれ違うこと考えながら違うイベントに出会いながら過ごしている訳だから、同じまちの中でも出会ったものは違うに決まってる。


そんな上のような流れから、今回は一人散歩を卒業し、妹と地元の友人それぞれと歩いてきた。この記事では妹と歩いた内容を一部記録したいと思う。

妹と歩いた

学校終わりの妹と合流。乗り気の自分と明らかにめんどくさそうな妹。
さあ気にせず適当に場所を決めて歩きます。

1.おばあさんが転けていて心配になった坂

坂

最初のご紹介、踏切近くの坂。

らどうみようが普通の坂だが、ある時この坂で転けたおばあさんがいたらしい。それが軽い感じではなく、血が出ていて救急車も来たぐらいの大変さだったそう。この様子が記憶に残っていて、以降ここを通るときにたまに思い出し、気をつけようと思ってるようだった。
なんせ踏切が目の前、真後ろが車道ですからね、気をつけるに越したことはない。

おばあさんは後日歩いているのを見かけたので、とりあえず大丈夫だったらしい、よかった。

2.カエルに見えるしきり

これはなんと言ったらいいのかわからないが、道にあるしきりみたいなもの。
妹はこのしきりが、カエルに見えているとのこと。あー、確かに見えなくも、ない?いや、自分は今でもいまいち見えていない。
これを見ると、「あー、カエルだなー」と思うらしい。それにしても雑草の元気がよろしい。

3.前は猫もいた空き

もう空き家になって4.5年は経つ敷地。
家の人が猫(確かアメショ)と住んでいて、よくこの塀にその子が座っていた。自分も何回か見かけたが、当時ひまを極めていた妹はしょっちゅう会いに行って相手をしてもらっていたそう。
懐かしいね。

4.友だちとの分かれ道

見にくい写真で申し訳ない、がここはいわゆる十字路だ。
帰り道、特に仲良くはないけど顔は知ってるぐらいの知り合いとばったり同じになって、一緒に歩いたときの分かれ道が、ここらしい。話すことは天気のことぐらいだったそうだ。
困るよな、そういう無視もできないぐらいの知り合いとあった時。

5.これでも整備された道

またしても見にくい写真で申し訳ない。
妹が紹介してくれたのはこの道。見た目はあまり整ってはいないが、道の凸凹がいつの間にかきれいになったらしい。
妹が幼稚園〜小学生のときはここ(色が薄いところ)が溝のようになっていて、その溝の上をたどって歩くと優しいおじいさんが日向ぼっこをよくしている駐車場につくらしい。どういうことかいまいちわからないのだが、ほぼ人の敷地を歩いていたということらしい。アウトかよ。

そのおじいさんと話すのが楽しかったみたいで、何度かお母さんも連れて行って午後のおしゃべり会が開かれていたそう。なんかすごいな。


終わりに

五箇所しか載せてないが、他もまあ大体こんな調子で終わった。
歩いてみると案外楽しく、乗り気でなかった妹も最後には「え〜懐かし〜」と感傷的になっていた(たぶん)ので誘ってよかったな、と思った。
そして何よりそれぞれのまちがある、ということが確認できてよかった。

特に妹の紹介した場所が人との思い出中心だったことから、あ〜やっぱ自分とは違うなと思った。各々が何を大事に思っているか、何が好きかが見方にとても影響しているんだなあと改めて思うなど。
同じまちに住んでいても、それぞれのまちがあって、人の数だけまちがある、ということですか…そう思うとなんかやばいな。

と、いうところでこの記事は終わろうと。いつか友だちに紹介してもらったまちも記録しようと思うので、もし見かけたらよろしくです。ではありがとうございました。